2010年 湯川リバークリーン
解禁前の禁漁騒動から始まった今シーズンの湯川ですが、今年も残りわずかとなり、二週間後にはリバークリーンとなります。
今年のリバークリーンの詳細が全内のHPで告知されました。
http://www.naisuimen.or.jp/nikko/info/event.html
http://www.naisuimen.or.jp/nikko/info/yukawa-creen/river-creen2010.pdf
◎開催日時 平成22年10月2日(土)午前9時~午後4時
◎集 合 午前9時までに、県営赤沼駐車場へお集まりください。
スケジュール
9:00~12:00 リバークリーン活動
12:00~13:30 (片付け・移動・昼食)
13:30~16:00 中央水産研究所セミナー室で、湯川に係る調査研究の報告、及び意見交換
16:00 解散
今年は懇親会及び意見交換会の時間が長めに設定されております。
木々に絡まった放置釣り針やティペットの撤去は、小鳥等の小動物にとっては危険なものとなります。また今年は例の禁漁騒動後初めてのリバークリーンですので、多くの釣り人が参加し釣り人の環境意識をアピールしたいですね。
釣り人の意見を直接届けられるよい機会ですので、多くの釣り人の参加をお待ちしております。
コメント[2]
コメントありがとうございました。
また、リバークリーンお疲れさまでした。
午後の打合せは如何でした?
気を悪くなさらず、お読みくださいね。
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おそらく皆様にとって分が悪い流れであろうと思います。
以前の記事で仰られている通り、釣り人によってのみであれだけの裸地化が起きるとは私にも思えません。
ハイカーや観光客による踏圧による影響が高いのでしょう。
ただし、そのハイカーや観光客は、動きを見ている限り、踏み跡が無い場所には基本的に下りないのです。
一昨年に赤沼~ヤツモモウラ間に新設されたデッキも、元々は釣り人が湯川に下りやすい場所であったのではないかと思いますが、違うでしょうか?
そこにハイカーや観光客が休憩に立ち止まり、広がっていった。私はそう見ているのですが。
これが間違えていなければ、『釣りを禁止にしたうえで、裸地化した場所に進入禁止措置をとれば、戦場ヶ原の破壊が無くなる』という話に大勢は流されるでしょう。
以前仰られていた一日辺りの人数が少なくても、その数人がそこを通る多数の利用者によって、木道から下りる現場を目撃されていますから、客観的で明確なデータが無ければ説得は難しいのでは?
また、その多くの利用者にとっては、釣り人の動きはかなり自由であると捉えられています。(時には、木道から下りたければ釣り券を買えばいいと冗談交じりに言われる程に)
皆さんにとっては、元々釣りをしていた場所という想いがあるのは理解できますが、今までとは利用の形態を変えなければいけない時期なのかもしれません。
私は自身が釣りをしませんので、釣人目線の提案が出来ないのですが、例えば、湯川へのエントリールートを絞り新たな踏み跡をつけないようにしエントリー場所には看板を設置するとか、あるいは対岸のミズナラ林側からのエントリーとして木道を利用しないとか、湯川での釣りを維持するには全面を維持するのではなく、妥協点を探る必要があるのではないでしょうか。
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実際、湯川での釣りとハイカーや観光客との関係がうまくいくと、ガイドする側は楽なんですよね。
子供たちに『木道から下りちゃダメ!』と言っている傍で釣り人さんが木道を下りていく時の間の悪さときたら!(笑)
ではでは、長文及び勝手な意見失礼いたしました。
Posted by β at 2010年10月 3日 02:14 | 返信
βさん
大変有意義なコメントありがとうございました。
昨日の懇親会ですが、PVのAさんのみの参加となりましたが、実はβさんの古巣や自然博物館にも水研から出席を世をお願いしてあったはずなのですが、要請から実施までの期間が短かったのせいなのか、Aさんのみの出席となってしまいました。
この釣り場というか研究事業は水研が宮内省管轄の養殖場から養殖研究所となり全内に管理業もを委託したS37年から、地元との理解を得ながら続けてきた事業で、その運営方法は遊魚期間の変更や多少のレギュレーション変更以外遊魚規則やエリアの見直しは全く行われておりません。
遊魚ガイドの小紙には、地元の方も忘れ使われなくなった地名(ポイント名が)がごく最近まで使われていました。ちなみに第二小屋跡、向う土手、背中あわせ、白くずれ、赤くずれ、赤土手などがあります。泉門池下流から、木道ですと青木橋手前の林で川と木道が接近する区間も釣り区間として認められているのですが、現在では踏み分け道もなく湿原の乾燥化のせいでしょうか植栽も芦がホザキシモツケに変わり入れなくなっている場所があります。
このように釣り人から見ても、レギュレーションを見直す時期が来ているのではないかと感じ、ここ10数年活動をしているのですが、既得権を手放す勇気もなく現在に至っております。
釣り人の利用者数ですが、直近10年間の利用者と利用期間から1日の人数を求め、湯滝川の上流部と湿原領域の比率をが6:4程度ですのでこれらをもとに計算すると10名/日となります。ヤツモモウラから上流、青木橋付近でも釣り人以外の侵入はありますが、この区域の踏み分け道は質素で100年以上歴史のある釣り場とは思えないほど細いものです。観光客を含んだ他のハイカーの1日平均は1000名以上ではないでしょうか。
ヤツモモウラから青木橋に向かい、戦場ヶ原が開け最初のデッキがある手前に木道右に木の根のオブジェのようなものがあります。この木の根の前の木道は改修で30センチほど地面から高くなりましたが、以前は木道から下りやすい高さであったためかこの木の根の木道反対側の裸地化はひどい状況でした。βさんが書かれた赤沼ーヤツモモウラ間の新設デッキ付近と同様だったのはご存知かと思います。この場所は観光客のみならず、多くのハイカーが記念撮影ポイントとして利用していた場所であり、釣り人の踏み分け道がトリガーになったとは考えにくい場所です。木道を管理している機関が、この場所の裸地化の要因を理解し撮影者が立てるように、反対側の木道部分を拡張するような配慮が欲しかったと感じてます。
今年は釣り以外で関係機関と現場を歩くことが多かったのですが多くの地域で、観光客やアマチュアカメラマンのみならずハイカーまで川辺に下りておりました。湿原以外の川側の領域は限定した場所に限り親水エリアとして利用するのもよいのではないかと提案させていただきました。
私たちの活動ですが釣り人ですので釣りを続けたいことが目的行動しているわけですが、今年の騒動はある意味良いチャンスだったと考えております。βさんは奥にいらっしゃる期間も長いのでお分かりかと思いますが、このような公開の場所では書けないような様々なしがらみで成り立っている釣り場です。グレーな部分はそのままでの解決となってしまうかもしれませんが、このような事態となってしまった以上100%今まで通りのルールの下での継続は難しおとおもわれます。大規模な英断は難しいかもしれませんが、水研はいわゆる落とし所を模索しています。水産省を交えた釣り人との意見交換会も開きましたし、県の水産機関も現地視察を行っております。
最後にぼやきとなってしまいますが、長年この問題に真剣に取り組んでいるのですが、交渉相手の担当官が3年で交代してしまうんですよね。引き継ぎどころか、自分の代には新たなもめ事は起こしたくないようで先送りどころか死蔵してしまうようで、代替わりとともに振り出しに戻ってしまっていたのが今までの現状でした。今回大事になり、ある意味喜んでいる私でございます。
禁漁となり、来月の産卵に合わせ湯川の魚も少しずつ上流に移動し始めたようです。
来月上旬には、湯滝から小田代橋区間では、木道間近から産卵活動が観測できます。この時期は観光資産の少ない時期かとおもわれます、お魚公園との組み合わせ新たなコースプランは出来ないでしょうか。
私のレスも長くなりましたが、一気に書きましたので誤変換や見難い箇所が多々あるかもしれませんがご容赦ください。
Posted by morio at 2010年10月 3日 07:22 | 返信
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