2010 湯川リバークリーンに参加してきました
今回は午後の懇親会も重要な課題ですので、清掃作業は9時から12時までの3時間と短く4班に分かれての作業となりました。A班が湯滝から下っての作業、B班が光徳から入り上流に向け作業しA班と出会った時点で終了。C班が赤沼から一旦青木橋まで移動後、下りながらの作業でD班が赤沼から上流に向け移動しC班と合流した時点で終了となりました。
今回は、作業中の目印としてこのような幟を立てての作業です。この件に関してはあとで書きますが、釣り人も環境保護に関してこんなことをやっているんだよとのアピールでしょうが、果たしてどのような効果があるのか疑問です。
湯川沿いは、日頃から環境関係の方々の清掃が行き届いておりゴミの少ない区域ですが、清掃でも木道から降りることが出来ないために、あくまでも木道付近の清掃のみになってしまいます。
私たち釣り人が行う清掃は、単なるゴミだけではなく私たち釣り人が誤って木に釣り針や釣り糸を絡めて撤去できずに放置されてしまった釣り人のゴミを回収することが目的ですので、川沿いや川の中まで一般の方々が入ることが出来ない箇所の清掃が主体となります。
川の中に落ちていた空き缶を回収中です。
ヤツモモウラ手前の場所で、倒木に絡みついた釣り糸を撤去しているのは、森のフィッシュ魚ッチングでお馴染みの知来さんです。 手前の方は、今回取材を兼ねて清掃に参加してくださったFishing Cafe編集部の遠藤さん。
今回は釣り人関係では、トラウトフォーラム木住野事務局長、フライの雑誌堀内編集長とお子さんの参加もありました。また日光パークボランテア(NPV)の赤坂さんの参加がありました。
その他水研から2名、全内は4名の参加です。
参加総数は、30余名ですが正確な数値が把握できておりません。
近日中に全内の奥日光トラウトフィッシング内にアップされると思います。
午後は水研のさかなと森の公園内で、水研の研究発表のあと懇親会が開かれました。
研究発表といっても、学術的なものではなく8月までの釣り人のアンケートを集計したものを昨年度のデーターと比較した程度でした。
今回のリバークリーンには、環境関係機関に参加を要請したと伺っております。
私たち釣り人も、奥日光に関係する環境関係機関と合同作業を行い、作業後懇親会で意見交換が出来るものとおもっておりましたが、残念ながら願いはかなわずNPVからお一人の参加のみとなってしまいました。
冒頭に書いた清掃作業を誇示する幟や、いかにも安易に作られたとしか思えないある意味こっけいな内容まで含まれた研究発表は、予定されていた環境関係機関との懇親会のためにとりあえず作りましたといった内容で正直なところがっかりしました。
今ここで水研がやるべきことは、奥日光湯川における研究が水研にとってというより、わが国の内水面事業に大事なことかということの表明だと思われます。内水面鮭鱒事業に大切な研究を湯川湯の湖で行っているのであり、この研究にはどうしても釣り人の協力が必要だということを環境関係機関に示すのが大事ではないでしょうか。
とりあえず環境に配慮した活動を釣り人が行っていますよとアピールする幟
県別の釣果に対する満足度の集計など、何の意味があるのでしょう。
多くの疑問と不満が残った、本年のリバークリーンでした。
コメント[8]
今シーズンの大混乱も含め、お疲れさまでした。
確かに、先月以来全内・内水ともに、手のひらを返したような“釣り人のために・・・”というのが居心地の悪さとともに滑稽な感じもします。
でも、リップサービスでも“釣り人のため”といえるよになった方々は、僕らにとっては進歩といえるのではないでしょうか。
これからも、“湯川で釣りがしたい”ので、活動について行きます。
大変でしょうが、よろしくお願いいたします。
Posted by 鱒之介 at 2010年10月 5日 12:29 | 返信
>鱒之介さん
ついて行くなんてとんでもない、戦友(笑)じゃないですか。
某所では、釣りがしたいだけの釣り人の我侭と言っていますが、ハイそうですと答えたいですね。
釣りがしたいだけなんです。それ以上というのがあるかどうか分かりませんが、それ以上でもそれ以下でもありません。
これからも、単純明快な目的で行きましょう。
Posted by morio at 2010年10月 5日 12:47 | 返信
morioさん、こんにちは。
先日の湯川リバークリーンお疲れさまでした。
はじめて参加致しましたが思ったほど、ゴミも少なく汚れも気になるような所も無かった気がしました。
湯川の景色の中で今後も釣りが出来るようにする活動はとても有意義だと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
よろしければ相互リンクのほどお願いいたします。
Posted by ストーン変人 at 2010年10月 9日 11:43 | 返信
どうも、お疲れさまでした。
あんな感じで、親睦を兼ねてワイワイやっております。
放置釣り糸と釣り針、こればっかりは私たちの責任ですので、これからも長く続けて行きたいですね。
次回はロッドを持ってお会いしましょう。
リンクの件ありがとうございます。
さっそくリンクさせていただきます。
Posted by morio at 2010年10月 9日 12:48 | 返信
ご苦労様でした。
参加できなくて申し訳ありませんでした。
今シーズンも随分湯川には楽しませていただいたのにww
先日、覗いてきましたが綺麗な流れでした。
これからが大事な活動になるんでしょうね、できることやれればと思っています。
Posted by クロスリバー at 2010年10月19日 08:33 | 返信
今回は例の事情で参加者も多かったのですが、清掃時間が短くあわただしいかと思いきやゴミも少なく意外と楽な作業でした。
午後からの懇親会を兼ねた意見交換会は、それなりに熱い議論が交わされました。
この先の調整や決定に関しては、私たち釣り人が参加できる機会はなさそうで、私たちの熱意が伝わったことを信ずるしかなさそうです。
Posted by morio at 2010年10月19日 09:33 | 返信
先日はコメントを頂戴しありがとうございました。
今年は、例年に無く湯川へ通い
貴重な幸せな時間を過ごせました。
微力ながら湯川の保護、禁猟区拡大反対に
協力させて頂きます。
こちらこそ、どうぞ
よろしくお願いいたします。
Posted by 鰯 at 2010年10月26日 22:27 | 返信
>鰯さん
コメントありがとうございます。
今年は解禁前からバタバタした湯川でした。
来月は、禁漁対象エリアだった箇所でエントリー箇所の現場での確認作業を行います。
目立った成果を発表できず心苦しいですが、最終決定に向け地道な活動は続けております。
来シーズンは、笑顔で解禁を迎えたいですね。
Posted by morio at 2010年10月27日 08:39 | 返信
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