2011年ブルック産卵ウォッチング
12日土曜に、恒例のブルックの産卵観察に友人と出かけてきました。
小滝から下流200メートルほどの観察に適した場所では、数組の産卵活動が観察されただけでしたが産卵の痕跡がかなり見つかりましたのでどうも産卵のピークは過ぎてしまった模様です。
昨年まで盛んに利用されていた産卵スペースが、倒木や崖崩れで流れが変わってしまい流れがなくなり落ち葉が堆積してしまったり、埋まってしまったか所が数か所あり産卵床不足にならないかと少し気がかりです。
湯滝と小滝間右岸に、幾筋かの沢があり産卵に使われていのでそちらに回り込んでみましたが、こちらではのんびりとライズを繰り返す幾匹かの個体が観察されただけでした。こちらにも産卵痕がいくつかありましたので一安心です。
湯滝下の観測では、幾組かのグループが盛んに産卵活動をしているのが見つかりました。
ここでは30センチを優に超える雄が多く、ポジション争いは壮観なものです。
観察にはピークの時期は逃してしまいましたが、今年も元気なブルックたちの活動を見ることができ一安心です。
赤沼茶屋のご主人の話では、例年茶屋脇の小川にも産卵で上ってくるらしいのですが今年は三本松浦の農地でU字溝の敷設工事があり、逆川からの取水を止めていたようで小川の水がない状態だったようです。
これは逆川に流れがあったということで、逆川で散乱していた可能性もあります。
産卵後に逆川の流れが途絶えてしまったら・・・・、気になりますね。
コメント[2]
morioさんと久しぶりにお会いできて嬉しかったです!ところで、産卵場所を示すような木道プレートは目にしましたでしょうか?自分は、荷物を持ちすぎて小滝から200メートル下までしか行けませんでした…
要
Posted by heboheboy at 2011年11月14日 13:19
要さん
こんにちは、こちらこそ久しぶりでした。
私たちも、要さんと別れたとことから100mほど下がった場所まででしたので看板には気がつきませんでした。
小田代橋付近に設置したのでしょうかね?
Posted by morio at 2011年11月14日 14:44