Flies for YUKAWA
私のフライBOXの中から、普段湯川で良く使っているフライを紹介します。
掲載したフライは全てここ数年実績のあるフライですが、使い方によっては効果が出ません。特に間違ったフロータントの使い方をすると全く違ったフライになってしまいますので、各フライ毎の説明を参考にしてください。
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CDCイマージャ
CDCイマージャ Hook Size:#16〜20
Thread:16/0 ブラウン
Tail:フェザントテール
Abdomen:フェザントテール+ミラージュ
Rib:ファインワイヤー・ゴールド
Thorax:ヘアーズイヤー
Hackle:CDC

CDCはオーバードレッシングにならないように。ガガンボパターンより気持多目が適量です。オーバーボディーのミラージュは水面下でフライの場所が確認しやすくなりますので、省略しないでください。フロータントは使わずに、水面からサフェース下数cmで用います。
く言われる困ったときの○○だったり、このフライで何度助けてもらったか・・・と呼ばれる、私の1本です。佐藤成史氏著、The Flies part3の表紙で有名ですね。

オドリバエ
Hook Size:#18〜20
Thread:8/0 ブラック
Abdomen:スレッド+EDWホワイト
Wing:ラムズウール
Hackle:グリズリー

ウイング材のラムズウールは、ダンカラーを使っています。反応はCDCに歩がありますが、ブルックの活性が高いときは手返しのよさでこのフライを使っています。
フロータントは、リキッドタイプか顆粒タイプを全体につけて使います。
EWD:エアロドライウイング、以下同じ
湯川=オドリバエの図式が出来上がっている方も多いのではないでしょうか。確かに6月の午前中はこのフライの出番が多くなります。

カディスピューパ
Hook Size:#16〜20
Thread:16/0 ブラウン
Abdomen:EDW FLグリーン
Thorax:ヘアーズイヤー
Wing:CDC
Leg:パートリッジ

画像は白飛びしてますが、FLグリーンのEDWをマシュマロピューパ・スタイルで仕上げています。ドライとして使う際は、CDCにだけフロータント処理をします。ショットをフライの30〜40CM上につけて上流部から送り込み、ライズポイントで停止させるとカディスの浮上を演出できます。
湯川は6月のクワヤマカクスイから始まり、多くのカディスがハッチします。ピューパへの捕食は追い食いと呼ばれる捕食フォームになります。追い食いに伴うスプラッシュライズが見られるときに効果的です。水面からサフェース、そして深場まで広範囲に使用できる1本です。

「ての字」フライ
Hook Size:#20〜22
Thread:16/0 ブラウン
Abdomen:EDWホワイトにマーカーで着色
shuck:ストリップドピーコック
Hackle:グリズリー 下部をカット
indicator:EDW

白のEDWを縒りフックに取り付けた後、アルコール・マーカーでインジケータを除きボディー部のみを着色します。
フロータントはフック部以外か、インジケータ部のみに使用してください。
ミッジのスティルボーンの1種です。ボデーが抜け、長い足が抜けきらない状態を表現してみました。
フック部のピーコックがシャックを表現しています。私の遊び心から生まれた1本です。
このフライでなければ駄目という場面には遭遇していませんが、不思議に良く釣れるフライです。
イブニングに30cmオーバーを何度かキャッチした実績もあります。

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