自然とアウトドア関係の本

 

   リトル・トリー 
 フォレスト・カーター薯 和田穹男訳 めるくまーる 1991/11/30発行
  素晴らしい本に出会えました。両親を無くしたチェロキーの血を引く5才の主人公が祖父母と共に過ごす5年間の物語。本を読むというより、その現実の中で自分が主人公リトル・トリーの背後で一緒に、話し、聞き、笑い、泣いたような気がする。 風の音が聞こえてきます。鳥の声も聞こえてきます。草の匂いも漂ってきます。 読み終えた後、何とも言いようのない時間がありました。
本書はWEBの仲間にお借りしたものです。友人や図書館で借りて読み、蔵書にしたくて購入した数冊本があります。この本も自分の側において置き、読みなおしを繰り返す一冊です。

   湖のそばで暮らす
 
M・ウィルキンス薯 蓮尾純子 東馨子訳 筑摩書房 1994/7/10発行
  副題「インディアンの友達から教わったこと」、著者の自伝記とアウトドアのノウハウ集。野外生活のみでなく、現在の日常生活を営む上でも参考になる事が沢山書かれています。ロープワークや干草人形等の自然素材でのクラフト、簡単な編み機まで、自然と密着した生活に憧れをお持ちの方々にお勧めの1冊です。

   日本各地で探し出した野遊び道具
 
田淵義雄 小学館 1993/8/20発行
  アウトドアに興味をお持ちの方にはおなじみの田淵義雄氏の作品。民具民芸品からファクトリーの衣類まで氏のこだわりが詰まった1冊です。こだわりの素晴らしさや、紹介されている作品の作者に対する氏の尊敬と愛情が伝わってきます。
 
   自然が食卓
 
アンクルズ編 山海堂 1993/1/15発行
  著名人の「外めし」エッセイ集。野田知祐、西木正明、立松和平、塩野米松、他草々たる執筆者。「魂の食卓」の真野響子がお奨めです。お握りを持って近所の土手に出かけて見ませんか?



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