薪の積み上げ
割った薪は積み上げて乾燥させます。左右になにも支えが無い所での積み上げには、ちょっとした工夫が必要です。
そのまま積み上げると左右の両端は垂直に積み上げる事が出来ません。また一寸した振動で折角積み上げた薪が崩れてしまいます。
このような時は両端を井桁に組上げて行きます。写真は3本の薪を井桁状に組上げて、薪の崩れを防いでいます。最初に薪を3本並べ、次に直角方向に薪を3本並べます。これを繰り返し垂直な壁を作っていきます。同じような太さの薪を3本ずつ揃える手間はありますが、この方法で積み上げた薪は多少の地震では崩れる事も有りません。
薪は美しく積み上げたいものですね

 我が家のストーブ
我が家の暖房器具、○○国の○○社製等という大した物ではありません。近所のホームセンターの売れ残りを4万で購入した物です。触媒やら自動ダンパー等というハイテク(?)機構はありません。単なる鋳物のストーブです。シーズン前には外装の耐熱塗料の補修や、前面のガラスの掃除、スズメが持ち込んだ煙突の枯れ草掃除、結構薪の調達以外に手間暇のかかる代物です。
薪ストーブのコピーによく書かれている
『薪ストーブは3度暖まる事が出来ます、一度目は薪割りで、二度目はその薪を燃やして、3度目はストーブの上で調理したシチューで』...
薪ストーブでの生活はそんなに生易しい物ではない。薪の調達、カット(玉切り)、薪割り、薪の積替え、ストーブのメンテナンス、かかる手間を金額に換算したらこんなに高価な暖房燃料は無いだろう。
部屋のインテリアや、来客時のもてなしの為のストーブでは可哀相。

 ガラスの掃除
薪ストーブを使い始めてから、正面のガラスの掃除に苦労しました。ガラスクリーナー、台所用洗剤、ベンジン、アルコール、シンナー思い付く物、色々なもので掃除をしてみました。
思いもしなかった
アンモニアでガラスのススが綺麗におちてしまった。驚きである。
私と同様に薪ストーブのガラス掃除にお困りの方、一度
アンモニアで掃除して見てください。私は友人に頼んで原液30倍希釈の物を入手し使用していますが、通常薬局で手に入る虫刺され用アンモニア水で十分です。驚く程ヤニ・ススをおとす事ができます。

 薪の調達
最初の冬の薪はログハウスの端材を大分燃やした。針葉樹のため覚悟はしていたが火持ちの悪さと煤(スス)には参ってしまった。それからの我が家の薪探しが始まった、最初は近所の山に入り、椎茸の榾木(ほだぎ)用として伐採された残りを見つけ、その持ち主を探し分けていただく。そんな生活を繰り返しているうち、近所の方々が、生け垣の樫(かし)の木を伐採したお宅を紹介していただけるようになりました。最近では樫が90%近くを占めています。我家でのひと冬の薪消費量は幅5M・高さ2M、薪代としての出費は日本酒2升。
結構恵まれた環境での生活のため薪の入手には困っていませんが、このような状態がいつまで続くか心配です。


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